MOUSE PEACE
TATSUYA UEDA LIVE 2008
 at Johnnys Theater 

    2008.9.12,13,14(1部),15
    


「上田くんが、ひとりで何かやるらしい。」

それを最初に知ったのは、この初夏にあったKAT-TUNコン、その初日の広島だったと思います。
「まだ詳しくは言えないけど『おもしろいこと』をやる」、みたいな感じで、中丸くんソロの告知のついでみたいに伝えてくれたんでした。
そのものすごく漠然とした情報を聞いて、「ほんとはまだ言っちゃいけないんだけど、でもさわりだけでも言わずにいられなかったんだろうなあ…」って、そんな風に思いました。

「上田くんのソロならLiveかな、Liveがいいな!」って、その時から言ってたあたし。
そして日程も何をどこでやるのかも全くわからない状態のまま、「絶対行く!!」と、そう強く思っていたのでした。

TOURの最中に詳細が発表になり、わたわたしつつお友達と誘い合わせたり振込みをしたりして。(遠征で行った石川とかで振り込んでた・笑)

いつものようにネタバレはしっかり避けつつ、自分の中でも敢えて想像とか巡らさずに「まっさら」な状態で、だけどものすごくワクワクドキドキとした気持ちで臨んだ上田くんの始めてのソロコンサート。これはその4日間の覚え書きです。

仁ファンのあたしの言うことだから、ディープな上田くんファンの方から見たら、凄いとんちんかんな事とか言ってるかもしれません。
もうそこらへんは、「わかってないな〜(´∀`)」って流していただけるとありがたいです(笑)。

あと、2公演目(自分にとって)からはメモも一応とろうとしたんですが、着席だしできるだろうと思ってたんですが…楽しくてそれどころじゃなくて。
だからぜんぜん詳細な覚え書きじゃないです。

4公演が「ごった煮」になってる点もいつものことですが(焦)、そのへんも「しょうがねえな〜(´∀`)」って流していただけると助かります。

では。


***


会場の形は、4年前の「SUMMARY」の時のあの会場、本当にそのまんまだったと思います。
外観が黒と白のツートンカラーになってた以外は、中に入るともう本当にそのまんま。あの入り口をくぐり、ゴトゴトいう階段をのぼり…ステージも客席も、セリになってる部分の動きも含め、ほんとうにあのまんま、でした。
(「SUMMARY」未体験の方は、是非とも発売されてるDVDをご確認ください。お勧めですぜ!!)(←宣伝)
だから初回のときは、ご一緒してたSらさんと「このスクリーン(客席の上に沿って展開されてる、細長い電光のスクリーン)に赤い『KAT-TUN』の文字がガーっとでましたよね!」とか「あの真ん中から仁が降りてきましたよね!」とか、なんか4年前を懐かしんだりしてました。


やがて、客電が落ちます。

ステージには、2本のクレーンが交差するように伸びています。
4年前のSUMMARY、「WAになっておどろう」の時に上田くんが乗っていた、あのクレーン。

体に響く感じの音楽が、徐々にテンポを増しながら鳴り響き…シックな色合いの照明がステージを照らし…
クレーンはゆっくりと動き、やがてその姿を消します。

バンドメンバーが、まだ暗いステージにゆっくりと歩いて登場します。

BOM!と花火があがると同時に、「いくぞー!!!!」と響く上田くんの声!!!
はじまったー!!!


■「SPARKING」

ステージの奥に横並びのバンドメンバー。全員男性。
そして、更に奥の一番高いところに上田くん。

黒い衣装は「喜びの歌」の時のだったと思います。

足は裸足。(途中の2曲以外は、ずっと裸足。)
これがまた、絶妙に可愛らしさを増します。なぜだろう。

左の耳に、ゴールドの石が菱形に並んでる大きなピアスをつけてます。

スタンドマイクには、上の部分に白と赤のバラの花がついてます。そしてシルバーと赤のリボンがさがってました。
そしてマイクのお尻の部分には、あああー!!グッズのマスコットの「ネズ男&ネズ子」が、可愛くぷらぷらと揺れています。

そして何よりも狂喜させられるのが!

ぴこん、って外向きにハネた、左側のひと束の髪だああああ!!!!(泣)(←可愛すぎて泣く)



2年ぶりに聴く「SPARKING」。
それを、スタンドマイクを握り締めて歌う上田くん。

あたし、この曲の上田くんには「ジャンプしながら唄ってる」っていうイメージがずっとあって。
デビューコンの時、足を痛めてたらしい石川の公演のとき以外はずっとぴょんぴょんと気持ちよさそうにジャンプしてたなあ、って、そういう印象が凄くあって。

でも今回の上田くんは、サイドステップです。
曲にあわせて、結構大きな幅で、ずっとサイドステップをしてました。
「縦にジャンプ」の印象が強かったもんだから、その「横移動」が凄い、斬新な感じがしました。

この曲に限らず、歌ってる時の基本の動きは、大小はあれどほんとにいつもサイドステップ。妙にそれが自分的にインパクトあったせいか、初日は「うわーここでもだ」、「こんなとこでもだ」、みたいな感じに、ほんとにずっとサイドステップを踏んでました。それがかわいいの。
翌日からはあまり意識しなくなったんですが、なくなったのか、或いはあたしが慣れたかのどっちかだと思われ(笑)。

2番になると、マイクスタンドを持って降りてきて、バンドメンバーと合流します。

「It's just a Sparking World」のところではマイクを外し両手を拡げ、一緒に歌おうとしてくれます。
曲の終わりにバンドメンバーの方を向いて笑顔になる上田くんを見てて、なんかもう胸がいっぱいになってしまった。

歌が…また上手くなったなあ、って、凄く思いました。



■「LOST」

間髪入れずに、くらいの流れでの「LOST」。

バンドメンバーのいるところと中央の円形のステージとは高低差があって、二つを繋ぐ形で前面が上下するようになってる渡り廊下的な部分があるんですね。
で、この曲のときはその廊下部分が床と平行に真っ直ぐ伸びていて、その先端にマイクスタンド持った上田くんが出てきて歌います。

歌いだしとか「LOST」って唄う時に、ものすごーく!舌を巻いて歌ってくれます。凄い迫力。

そーいえばこの会場、「SUMMARY」(←ちなみにここであたしが言うのは今年の平成くん達のではなく、KAT-TUNが出た4年前のやつです。まあ演出はそう変わらないと思うが。なんせタイトルからして『SUMMARY』だし)では中央の円形の部分がメインステージになりますが、上田くんのソロコンではここはそんなに使いません。ダンスの時とアクロバットの時くらいかな、出てくるのは。あとは、円形の後ろのバンドメンバーがいるあたりで歌うのが殆どです。
だから、すごく小さいアリーナクラスの会場があったとして、アリーナに客を入れずに使ってるような感じ…かもしれない。
真正面になるDブロは、円形のところに出てきたときは凄く近いけど奥で歌ってる時は遠いと思う。
逆にほぼ両サイドになるAブロ・Gブロは、横からになるけどずっとすごく近い。バンドメンバーとかめっちゃ見えます(笑)。
あたしはEブロ2回とAブロ、Gブロ1回づつだったので、ちょうどバランスよくいろんな角度から観れました。

2回目に観た時がAブロだったんですが、この曲の時の上田くんを真横から見る形になって。
ああ、あたしそういえば上田くんの横顔も好きだった…って、近くでその横顔をみつつしみじみと改めて思ってしまった。



■「腹ペコマン」(新曲)

「おなかすいたよぉ…」

死にそうに可愛いそんな言葉を上田くんが弱弱しく呟くと、ぱあっと明るい照明がつき、両サイドの丸いところに女性ダンサーさんがわーっと登場します。
女性ダンサーさんっていうのは予想外だった!ほんとに!!!
みなさんすごく、可愛いっていうよりキレイ系で、でも溌剌としていて、…「キレカッコイイ」っていう感じでしょうか。

曲はアップテンポなロックなんだけど、以前雑誌で語ってたような、ほんとに「腹が減った!」っていう曲でした。
ひたすら上田くんの好きな食べ物(らしい)が羅列された歌詞に、「お腹がグーグー(´Д`)」とか「おならもプーヽ(>∀<)ノ」とか、「えええ!?」な歌詞が続きます。

これ、パンフレット(「たっちゃん本」ともいう)には可愛らしいフォント使って歌詞が載ってまして。ふんだんに顔文字が使われた歌詞は、見てると自然に顔がほころんでしまうくらいほんとに可愛いです。(´∀`)ゝ

しかし、ここまで明るくコミカルな歌を上田くんが歌うとは思っていなくて
だけどめちゃくちゃ楽しそうに歌うその姿はなんだかものすごくハマっていて
それだけでも喜んでいたのに

なのに

このあとに、上田ファンにもそうでないひとにも悶絶モノのダンスシーンが!!!


間奏になり、上田くんと女性ダンサーさん達、円形ステージへと出てきます。
そして上田くんを先頭にした三角形のフォーメーションになります。

間奏はいつしか、「3分クッキング」のテーマに。

そして。
それにあわせて、一斉に踊ります。
満面の笑顔で踊ります。


斜め右側を向くと、肉球状態(?)に丸めた手で4回、下から斜め上に向かってニャン、ニャン、ニャン、ニャン、と「猫掻き」。
腰に手をあて、左右に腰をふりふり。
さっきと反対側に向かって、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、と猫掻き。
会場にお尻を向け、衣装まくってお尻を2回、右手でポリポリ。

客席にお尻向けた状態のまま、右にパタパタとカニさん歩きしてぴょーん。
左にもぴょーん。
そしてお尻突き出して、そのお尻を左右にゆすりながらパンツ下ろすしぐさ。


会場、歓声というよりもはや悲鳴です。絶叫です。
も、みんなして口に手あてて「ギャアアアアアア〜!!!!」です。

叫んでないと死ぬ。
上田くんが可愛すぎて。

そんな感じ。ほんとにそんな感じ。

あたしの文章力ではその可愛さは絶対伝わらないと思うんですが
でもあの上田くんをナマで見て絶叫しないでいられるヒトなんているんだろうか…!?いや、いねえ!!!と真剣に思ってしまうほどの、超絶モノの可愛らしさでございました…。
ああああああ…。

そのあとは、バンドメンバーやダンサーさんと円形ステージの真ん中で円陣組んで「いっくぞー!!」って声あげたり。
女性ダンサーさんたちの輪にまじってくーるくると走り回ったりします。
鍛えられた体であっても服着てると華奢に見える上田くん、女性ダンサーさんに混じっても全く浮きません。
それどころか、その中の誰よりも愛らしくてキュートです。あううううう。

曲終わりでザンッ!って終わるところのポーズも、両手拡げてジャンプして「可愛いセーフ!」て感じで。
もうほんとうに、いちいち可愛いのです。


このあと、短くMC。
12日は「『MOUSEPEACE』はじまりましたー!!」くらいだったんだけど、ここでだんだんSっ気を出してくれるように。
13日には「おい、声ちいせえよ」ってもっぺん声を出させたあと、「よし。」って言ってくれます。この言い方がもうドSでさああ!!!!!(ムキャー!!)客席も大喜びでございましたよー。
14日も「昼だからってテンション低いんじゃねーの?」って言った後「よし、いっぺん立て」って立たせてくれ、声を出させてから「よし、座れ」って座らせてくれました。
15日には「こんにちわー!」のあとの会場の声が小さくてお気に召さなかったらしく、「あれ?…ナメてんのお前ら?」って。(あああ!あたしのドMの血が!!!)(ぞくぞくぞく!!!)そこで「お前ら全員立て!」って立たせてくれて声を出させてくれたあと、なんと

「よし、おすわり」

あああああ上田くんのおすわりー!!!!(そして大喜びで従うウエダーさんたち・笑)(←全員、ちぎれんばかりに尻尾振ってるイメージ)


■「LOVE IN SNOW」

「僕がはじめて作詞作曲した歌」と言って、「少し季節は早いけど」と唄いはじめた曲。
フルサイズで歌ってくれます。

天井からはふわりふわりと雪が舞います。

海賊コンのときのストリングスアレンジとは異なる、バンドアレンジ。
でも違和感なくすごくかっこいいアレンジになっていて、ものすごくよかった。

そして上田くんの歌が…ほんとうに、ほんとうに、成長がはっきりと出ていて。
その歌声が、ほんとうに心に染みてきます。

泣けます。(思い出しても泣けます。)

最後のフェイクも、素敵だったなあ…。

あとあたし、上田くんが高い音を歌う時の癖がすごく好きで。
いつも左手でマイクもって、キイの高いところでいつもはくるくると音程を取ってる(のかな)右手をちょっと下げて、そいで同時に右足をピコッて上げますよね。膝を曲げて。
この曲でも、じーん…とした気持ちで観ながらも「やがて雪がんで光が差て」とか「止むずのない雪」とかのところでピコッとあがるその足に、いちいちきゅん…としていたあたしでした。
(※歌う時にアレンジが加えられてて、今回は「光が差して」の「差」ではなく「し」の部分にアクセントがきます)


■「カキゴオリ」

3年前の夏、Lookingコンの再追加の横アリでのみ披露した曲。
実体験を歌ったという、ちょっと切ない曲。
先日のツアーの時に、仁が「俺あの曲好き、『勝どき橋』。」って言ってた曲。(「カ」しか合ってない)(ちゃんと「カキゴオリ」って言ってた回もあった)

あたしも、すごく好きだった曲。

俯いて歌い上げる姿に、歌声に、ドラマティックな演奏に、またしても涙。
最後の盛りあがってくところ、ほんとに好きだ。

知ってる曲が続いたので、こんなに既存の曲ばっかり固めて歌っちゃって、あと大丈夫なのかな?って一瞬心配したりもしました。



■Visual Overtune〜「Le Ciel」

円形のステージの真ん中に、顔半分のサイズの仮面。
オルゴールみたいな音が鳴り響く中、バレエの衣装みたいのとか中世の貴婦人みたいな衣装をまとった女性ダンサーさん達が踊ります。バレエのように踊るひと、からくり人形みたいにカクカクと踊るひと、かと思えば、ドレス姿でロープにつかまりA.B.C.ばりのアクロバットを、しかしあくまでも人形みたいに見せたりもします。これ結構スゴい。

そんな中、ナレーション。「私はこのステージの案内人、ミハエル」みたいな自己紹介が。どうやらステージ中央の仮面がミハエルさんなのかしら。
そして、「5年前に事務所をクビになったこの男をご存知だろうか」みたいな感じになるんですが、「これだ」ってスクリーンに映るのがペン持った手のイラスト…。続いて「ワン、ツー、スリー」ってギターの絵が映ってくんですが、それモロに「ザ・ベストハウス123」のパクリ…!(あ、主催がフジテレビだからいいのか!笑)

そして続いて映し出されるのが、5年前の上田竜也。
くるくるの金髪にグラサン、黒い皮パンの、懐かしい姿です。
(場内爆笑)

そしてナレーション。「何がいけなかったのか…皮パンか?髪型か?」
そのたび皮パンや髪型がアップになり、会場からも笑いが。…いや、これだって充分可愛いんだけどなあ。今やすっかりネタになってるお姿ですよね。

ナレーションは続きます。「答えを見つけるためにフランスに留学していたその男が3日前に日本に帰ってきて、心優しい上田竜也さまはほんの少しの心付けでこの男に5分だけステージを貸してくれた」といった内容。(金とるんかい!笑)
そして。「その男の名前は…」とナレーションが流れた途端。

「ルシエール!!!!」

上田くんが空に舞います。
Fブロの上のあたりを、くるくると舞います…!!

「Le Ciel」のサビの部分が流れる中(上田くんは歌ってはいません…バンドメンバーが歌ってたのかな)、空を舞う上田くん。

でも。
足はジャニーズのフライングでみんなやるように「片方の足の甲をもう片方の足の後ろに回す」形のスタイルなんだけど…なんで?手がぱたぱたしているの…!!!(泣笑)
普通にフライングしてればカッコいいのに、子供が鳥のマネするみたいに、両手でパタパタ、パータパタ、してるんです…。う、うわーん。可愛い。

そのくせ、そのまま客席に投げチューしちゃったりもしやがります…!!ヒイイ!!!
Gブロだった時は2回投げチューしたうちの一回がこっちの向きで、みなさん大絶叫でございました…!!

あと、上着をぱたぱたとはためかせて上田オーラ(ここでは「ルシエルさんオーラ?」を振りまいてくれたりもします。


地面に降りたあと(背中の金具は女性ダンサーさんが外してくれます)、「Le Ciel」のフランス語部分を歌う上田くん。…そう、仁パートの部分です。
そーいえば上田くんが「ルシエール!!」って叫ぶのも久し振りに聞いたかも。あれ、いつの間にかコンサートでは聖が叫ぶようになってましたよね。だからなんか嬉しかったです。



■「TIME」(新曲)

「5年前の上田くん」(ルシエルさん?)になりきって歌う、というこの曲。
上田くんだけでなく、バンドメンバーも女性ダンサーさんも全員が顔の一部を覆う形の仮面をつけて、なりきって歌い、演奏し、踊ります。
もうモロ「ビジュアル系!!」って感じの曲。
というか、出で立ち。

ものすごく、絵になります…!!

ちょっとふざけたコーナーでありながら、曲のクオリティがめちゃくちゃ高いです。ビジュアルも凄い素敵で、「このバンドでビジュアル系の雑誌とかに載っても全く違和感ないんじゃ?と思える感じでした。
ダンスも、ドレス姿のダンサーさんはカクカクとからくり人形のように踊っていて、それが曲の世界に不思議にマッチします。

2番のサビのところで、ドレスがステージを舞う演出もあります。…って、そんな説明では状況が伝わらないと思うんですが…なんか会場全体が大きなモビールになって、その先にたくさんのドレスが揺れている、と言う感じかしら。もっとわかんないか(焦)。
でもその演出が、これまたマッチするのです。

ほんとうにかっこいいので、「5年前の上田くん」があのキャラのままで成長した姿がこれなんだとしたら(設定上)、それはそれで素敵だったんじゃないのかしら…という気がしたりもいたしました。

曲の最後は、幻想的で余韻のある音の中、一番後ろの高いところに横に並ぶダンサーさん、その手前にいるバンドメンバー、そしてルシエルさん…とにかく全員が、仮面をつけたまま右手をゆっくりと上げます。
それがなんというかもう、ほんとにものすごく、かっこよかった…。

パンフレットによると「あくまでコーナーのひとつ」ということなんで、今後こういった姿は観られないのかな?とも思うんですが…それはちょっと勿体無いんじゃ、と、そう思うくらいかっこよかったです。


最後にルシエルさん。

「上田くん、ありがとう…残りのお金は指定された口座に振り込んでおきます…

と呟き、去っていきます。
喋り方が、声低くてナルシストはいってて、ちょっとガクトさんぽい感じなの(笑)。

そうそう、この時、はじまってからはじめて靴を履いてました。



■バンド演奏−ブリッジ−

チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」をロック調にアレンジして演奏。このバンド、見た目のバランスがすごくいいです。
そいで、お客さんからも凄く受け入れられてた印象。
バンドメンバーへのコールとかも凄くあったし、グッズ並んでる時間帯と「入り」の時間が重なるんですがその時もいっぱい声かけられてました。



■「遥か未来へ」(新曲)

ピンクのシャツに迷彩のパンツで登場。「YOU」の時の衣装ですね。
パンツが裾の紐で丈を調節できるようになっていて、いつも片方のズボンをまくって結んで穿いていました。それがすんごいかわいい。
勿論、再び裸足です。

マイナーコードから一転、サビでメジャーコードになる、爽やか系の曲。
14日のとき、「通ってるジムのボクサーたちへの応援ソングです」って言ってました。

上田くんの書く詞って難解だったり独特の世界観があったりすると思うのですが、これはとてもストレートな曲。
希望を感じられる曲です。



■MC

「盛り上がってますか?」「楽しんでますか?」「みなさんグッズ買いましたか?」って会場の声を聞いた後、「パンフレット買ったひといますか?」って、パンフレット持ってるひとの中からひとりを選び、まだ袋に入ったままのパンフレットを受け取ります。
んで、「これ開けていい?」ってあけちゃいます。ちなみにその袋は「捨てちゃっていいよね?」って、ギターのまさみんに渡します。まさみん、いつもビニール処理係だった(笑)。でもあたし、そのビニールでいいから欲しかったよ…。
あ、そんで13日のときは受け取ったパンフを一旦奥の方に放置しちゃって、「ええー!Σ( ̄□ ̄;)」っていう客席に対して「なんだよー!」って言ってました。いや、なんだよじゃないから(笑)。(でもちゃんとあとからもってきてくれます。)
あ、14日からは「パンフレット2冊買ったひと」になってました。

そいでポケットから何かを取り出すと、「ネズ男のハンコです。」「非売品なんですよ。」とか嬉しそうに言ってぺたんと正座し、床に置いたパンフレットの表紙に「えいえいえいっっ」て言いながら、ばーっ、と、たくさんハンコを押すんです。
最初は上のほうに横一列にぺたん、ぺたん、ぺたん、と整然とした感じで押すんだけど、毎回途中から乱れ打ちのように(笑)。

押す姿も可愛いんだけど、なんかその乱れ打ちのスタンプがちょっとキスマークのようにも見えて。ああええなあ…と思って見てました。
あたし、あのスタンプ押して欲しさに扇子を3本も買ってしまったのですよ…。(グッズ売り場では当日のチケット持ってるひとじゃないと扇子買えなかったので、そのチェックのために買うとネズ男ハンコを押してくれたのです。)

あと、パンフレット持ってるひとを選ぶ時に「じゃあ、おまえ」とかって言うんですよね。

ああああああ「おまえ」呼び!!!Σ( ̄□ ̄;)(←大好物らしい)
色んな意味で羨ましかったです…。

んで、言動のいちいちがツボるんですな。パンフレット受け取るときも、「よこせ」とか、「俺にかしてごらん?」とか。
スタンプ押したパンフレットを「ほれっ」って投げ返すのとか。
いちいち、あああもう、好き!!(T▽T)って思いました…。

14日からは、最後に握手もしたげてたなあ。ラッキーなお嬢さんはほんとに幸せそうでした。
上の方の席から降りてきたお嬢さんだったので、席に戻るまで話しはじめるのを待ってあげる優しい上田くんでした。Sな上田くんも好きだけど、こんなとこも好き。うふふ。

あ、あと、お客さんに返す時に「それ売ったらおまえの顔面瓦割りだからな!」って言ってた。
売らないよ!売らないけど!!それどんな脅し…!!!(T▽T)

13日の時は「昨日中丸のお母さんが観に来てくれて、ゴハン食べに行った」という話をしてくれました。
そんで、ずっと全部に「ダメ出し」されてて最後には「うるせー!」って言ったそうな(笑)。
でも、あとで上田ファンさんとお話した時に「ダメ出しする箇所なんかなかったですよねえ!!一体中丸くんのお母さんはドコにダメ出しを!!」とか、本気で言ってたんですけどね。

あと「中丸のお母さんっていいキャラだ」って話もしてました。
KAT-TUNのコンサートを観に来たときも、楽屋で髪をセットしてたら後ろからそーっと近づいてきて「パシャ」って写メられたんだそうです。お母さん、何もそーっとじゃなくても(笑)。なんかかわいい。


このあとはバンド紹介。「わたくし上田竜也、このたびバンドを結成しました。」みたいな感じで。

12日のとき、「バンド名は『MOUSE PEACE』ってことにしちゃおっか」って言ったんですよね。
んで「まさか今決めたんとちゃうよねえ(´∀`)」とか思ってたんですが、翌日のMCでは「昨日決まりました」って言ってたんで、ほんとに多分あの場で決めちゃったんだろうな(笑)。

そして順に、メンバーを紹介します。
この時、ひとりひとりに向き直りながら、正座したりあぐらかいたり、いちいち座りなおす動きがもの凄く可愛かったです。


【Guitar:ジュンヤさん】
髪が長くて、12日・15日はテンガロンをかぶってました。んで13日・14日は帽子は無しで、うしろでひとつに結んでました。どっちもお似合い。男っぽい感じの方です。

上田くんからは「アレンジが上手い」って言われてました。「CDとは違う音を出してくれるので楽しみにしてて」って。
信頼してる感じが伝わってきました。。

あと、挨拶の時に14日からは「テレフォンショッキング」の「そーですね!」っていうのをやってたなあ。

【Guitar:マサミさん】
モロにビジュアル系!って感じのひと。厚底ブーツで、メークも濃いです。
そいで喋る時もちょっとぼそぼそ、と喋る感じ。でも笑顔が優しくて、雰囲気が可愛い。「まさみん」て呼ばれてました。

上田くんからは「うちの目玉商品」とか「KAT-TUNの俺ポジション」とか言われてました。優しいひとだって言ってました。
あと「年下だと思ってタメ口で喋ってたら年上だった」って言ってて、客席からも「えーっ」て声がしてました。

グッズに並んでる時は、「入り」のメンバーに遭遇することもありまして。
15日のときはまさみんが歩いてやってきたんですが、並んでる子達が結構、声を掛けていて。
まさみんは煙草を持った左手で顔を隠すようにしつつも、ファンのいるところに向かって「ぺこり…」「ぺこり…」て感じで小さく頭を下げてくれてました。「ぺこ」とかじゃないんですよ、なんか余韻のある、「ぺこり…」なの(笑)。なんか「スイマセン」て言ってるみたいな。
そいで前かがみになりながら、表の、お客さんが入るのと同じ入り口から中に入っていってました。可愛かったわ。

【Bass:タイゾーさん】
見た目が若干、堂本剛くんに似てる…って上田くんが紹介して、みんなも「ああー」って納得(笑)。
髪型とか掛けてるメガネとか、あと服装とかも、ちょっと似てるんですよね。
上田くんはオーディションで会った時、「剛くん俺のバンドでギター弾いてくれるのかなって思った」って言ってました。
なんか淡々とした、でも面白い感じの方でした。
上田くんからも「いいキャラ」って言われてました。
ほんとはいちばん年上だしリーダーになるとこだったけど、頼りないのでダメだったらしいです(笑)。

【ドラム:たけしくん】
最年少で、大学生。21歳なんだって。ムードメーカーさんだそうです。
「安定したリズムが大好き」って、上田くん言ってました。
回を重ねるごとに自己紹介にも慣れてきたようで、自分で「モンキーたけしです。」とか言ってました。(確かに猿顔。)上田くんも「だんだん(MCが)上手くなってるね」って笑ってました。

【Keyboard:ジュンさん】
最初、スルーされそうになるんですよね。ちょうど、KAT-TUNで中丸くんが仁によくやられるみたいな(笑)。
んで、スルーされるたびに律儀に「おおいっ!」ってポーズつきで(笑)上田くんに突っ込んでました。あと「ムーミン」て呼ばれてた。すごい陽気なひとでしたよ。

上田くんと同い年らしくて、それを言ったら客席から「ええー」って声があがったんですが…そしたら上田くん、きょとんとして「どっちの『えー』なの?」って聞いてました。
いや、上田くんは若く見えるしね?(笑)

あとなんか、オーディションの時に「左足を捻挫して充分な演奏が出来ない」って言ってたらしくて。
でもよく考えたら「左足、キーボードに関係ないじゃん(笑)」てことになったそうです。しかも捻挫じゃなく、日焼けだったらしい(笑)。(どんな日焼けだ)

14日のあたしが見てない回で上田くんが「ムーミン」って呼んだらしく、15日は客席からも「ムーミン」の名で呼ばれてました。
んで、「昨日練習した」とかで「上田くんが『ねえムーミン、こっち向いて』って歌うのにあわせてジュンさんが振り向く」、っていうのをやろうとするんだけども、ムーミン勇み足で(笑)。『ねえムーミン』の時点で振り向いてしまい、「違うでしょ!!」ってやり直しさせられておりました(笑)。

【Vocal:上田竜也】
ちゃんと上田くん、自分で名乗っていました。「こんな変なひとたちのバンドのボーカルをつとめています」って言ってたときもあったり。
でもそんな風に言う上田くんは、照れくさそうにも、誇らしそうにも見えました。

なんか、嬉しかったなあ。


あ、そいではじめて2回公演をやった14日は出演者とスタッフの皆さんで終演後に打ち上げをやったそうで、15日のMCの時にその話もしてくれました。

なんかみんなお酒が入って盛り上がって「宵のダンス」(って言ったと思うんだが…もしかすると「よい」は「酔い」だったのかしら?とあとで思った)を踊ってたそうで。(すごく見たい)
その時にジュンヤさんが凄くKYは発言をしたらしく、それを上田くんが笑いながら話してくれたんですが…よく聞き取れなくて残念ながらオチがわからず…Σ( ̄□ ̄;)!
客席からも全く笑いがおこらなかったので、みんな聞き取れなかったか、よっぽど面白くなかったかのどっちかだと思いまふ…(笑)。

あ、そんでその時にキーボードのジュンさんが変な音を立ててしまい、「おまえはあとだ!」って上田くんに怒られてた(笑)。

そんでまさみんは、上田くんによると「おとなしい子(←「子」って言い方がなんか好き)だと思ってたのに、酔ったらすごい『Sっ気』を出してきて見る目が変わりました」みたいなことを言ってました。

たけしくんは「一気させられてからの記憶がない」って言ってたなあ。

14日は2回公演、15日は昼公演のみ。
普通に考えると14日の夜なんかに打ち上げしたらしんどいやん…と思うのだが(「打ち上げ」イコール「めっちゃ飲む」 というのが常識になってるあたしが悪いのかい?)、ここしかタイミングがなかったのかなあ。
でもこの夜を境に「MOUSE PEACE」のメンバー同士がぐっと近くなったように感じられて、ああ、いい夜だったんだろなあ…って思ったんでした。


■「育ち島」(新曲)

昔住んでいたことのある沖縄を思い浮かべてつくった、という曲。
新曲の中では唯一、作曲をも上田くんが手がけている曲です。(他の曲は作詞のみ)

ギターのまさみんはオーディションで決まってから、三線(サンシン)を練習させられたそう。
ステージ奥の階段状になってるところに上田くんが座り、その足元にまさみんが座り、そして演奏します。

うしろのスクリーンには、沖縄の風景。

パンフレット読んではじめて知ったんですが、沖縄の音楽のあの独特のメロディは「レ」と「ラ」を使わないせいらしく。
その独特の音階をもとにつくられた曲はほんとうに沖縄の香りがして、はじめて聴くのに懐かしい、優しい音楽でした。

あたしはBメロが凄く好きだと思ったなあ。平坦な、だけど凄く優しいメロディなんです。それを本当に優しく歌います。

柔らかい笑顔で歌う上田くんは、傍らで三線を弾くまさみんを凄く優しいまなざしで見つめていて
その雰囲気で泣きそうになりました、なんか。

最後は「ラララ」のところで手を大きく左右に振り、口パクで「ラララ」や「ハイヤ、イヤササ」って感じのお囃子の部分を歌ったりしていました。

上田くんと沖縄がこんなにしっくりくると思わなかった。
新しい発見でした。


■CMその1

外国人の女性が出てくる、ホラーなモノクロ映像。
人形、風、電話…と、ホラーの常套手段(?)がどんどん出てきて「ななななに!」と思った刹那…登場したのがグッズのマスコットのキャラのひとつ、「近所のおばちゃん」(笑)。
「お楽しみマスコット」の宣伝CMだったのでした…!!

初回のとき、一緒に観てたSらさんが「嫌だ!恐い!!」ってずっと言ってたのが可愛かった。(ほんとにちょっと恐い感じだったのです。)


■DANCE Overtune〜「Dictator」(新曲)

白っぽい、大人っぽい衣装をまとった女性ダンサーさんが登場し、怪しく踊ります。

そしてステージの一番奥の一番高いところに設えられた椅子に、上田くんが、上田くんが、上田くんが、両脇に女性ダンサーさんをひとりづつはべらせて座っています。

…ああもう、この座っている上田くんが…
もう思い出しただけでもうろたえてしまうほどなのですが
何といえばいいんだろう…あたしはもうほんとに、この時の上田くんを表現する言葉を持ち合わせていないのです。

椅子に腰掛け、足を組んで、伏目がちに見下ろす…冷酷といっていいくらいの、その目。
左の肘をついて顎のあたりを支える、手。

右の手には、棘や髑髏で装飾されて先の部分が房になってる、シルバーの、鞭。


その、例えようのない雰囲気。
客席も、歓声というよりもむしろ「息をのむ」場面だったと思います。


やがて立ち上がり、歌い始めます。
歌詞は全て英語。

そして、ダンスで「SM」の世界が繰り広げられます。

といっても猥雑なものではなくて。
なんていったらいいんだろう。

妖艶、じゃなくて。
官能、でもなくて。

ああ、やっぱり言葉がみつからないのです。


三角のフォーメーションで、女性ダンサーさん達と踊ります。
腰も突き上げます。そして回します。ここでは流石に悲鳴(※歓声ではなく)が。


上田くんを取りまいて踊るダンサーさん達に、振り下ろす鞭。(当たってはいません)
床に叩きつけて、しなる鞭。

あたしは常々、ブログなどで「ドMです(´∀`)」などと言っておりましたが
そんなことをいいつつも、これまでは思ったことも、口にしたこともなかった言葉。

その言葉を、ここへきて遂に心に強く思うに至ってしまいました。


 「もっとぶって…!!!」


(※スミマセン)(※実話です)


このときの上田くんを上手く言い表す言葉、なにかないでしょうか、ほんとうに。

「『Dictator』の上田くんはもう、圧倒されるほどに『    』でございました…!!!」

あの…お願いなんですが
この↑文章の『    』の部分に当てはまる言葉を、ちょっと本気で募集します…。
もしもしっくりくる妙案が思いつきましたら、don_chang★livedoor.com(★は@に替えてください)までお知らせいただけるととても嬉しいです(笑)。(←どんな企画だ)

採用された方には…どうしよう…
もしご希望があれば、「お楽しみマスコット」の「ゴリ&チン太郎&ソフトクリーム君」のセット(←あんたそれかぶってるやつやん)でも差し上げられれば、と思います…(´∀`)。いらないかしら…(´∀`;)


ちなみに座ってる時の上田くん、あたし的にはAブロ側からの角度がでした…!!!


曲が終わっても拍手とか歓声とかはほんとうにまばらで、あの会場の空気が「客がいかに骨抜きにされたか」を表していたかと思いました。


■DANCE TRACK

円形のステージにひとり残った上田くん。
ここで、炎と水のショーが繰り広げられます。

ステージ奥からは炎があがります。これ、Aブロ&Gブロにいると結構熱いくらいです。

そして。
ステージ中央で腕伸ばしたり交差させたり、パワーを蓄えているかに見えた上田くん。

Gブロ側からAブロ側に向かって華麗な動きで手をかざすと、その動きに沿って、円形ステージの先端部分から水柱が噴き上がります。
Aブロ側まで行くと、こんどはそっち側からGブロ側に向かって水柱が弧を描きます。

水は噴きだす形を変えつつ、上田くんの動きに沿って様々に噴きあがります。

SMの女王かと思っていたら、水の精?火の?
妖精なのか?
天使なのか?
堕天使なのか?

会場の装置とスタッフさんがしていることだと頭では理解しつつも、上田くんがやるとほんとうに「自らのもつパワーで火と水を操っている」かのように見えてしまいました。
これは上田くんの持つ独特の雰囲気があってこそのものなんだろうなあ。

そして。
コンサートの詳細が発表された時、「SUMMARY」のあの会場?あれはコンサートには向いてないんじゃ…って思ったけど。
でも今はもう、「ああもうこの会場って、上田くんのために作ってくれたんですね…!!!(´∀`)」って普通に思えてしまうくらいに、絶妙にしっくりときています。

女性ダンサーさんが加わり、再びダンス。

円形ステージの真ん中のせりが、一番高いところまであがります。
そしてその頂上に立つのは、勿論上田竜也、そのひとです。

4年前のSUMMARYの時に上田くんがこの位置に立ったのは、一番最初の演目「ジャパネスク」の中での、山Pとの「キャプテン対決」(←当時あたしが勝手に命名)の時、だけだったと思います。
4年経って、その頂上に、こんどは「ソロコンサート」の演者として立った上田くん。
なんだか、感慨深い場面でもありました。

最後に水柱がもの凄く高くまであがります。
最前列のひとはかなり濡れてしまったのでは…(羨ましい…)



■CMその2

夜の学校。
廊下を恐々歩く女子高生が教室の自分の席にたどり着き、「あった!」と机から取り出したのは大きな手鏡。(そんなもん取りにいくなよ夜に!)
そして手にした鏡を覗き込むと…自分の後ろにジェイソン(もどき)が…!!!ひいい!!!

斧を振り下ろすジェイソン(もどき)。
逃げ出す女子高生。

廊下を走って逃げる女子高生と、追うジェイソン(もどき)。
しかしジェイソン、体力が乏しく女子高生との距離がどんどん離れていきます…。(笑)

とうとう階段でへたり込んでしまったジェイソン(もどき)が取り出したのは、グッズの扇子。
ぱたぱたと扇いで疲れを癒しておりました。

あ、ちなみにこのCMの最中、ステージ状に黒いマントをかぶったひとたちがモップもって登場し、濡れた床を掃除して去っていかれます。
普通にスタッフさんが掃除する、ってだけでもいいんだろうに、CMの雰囲気に合わせて「黒子」ってだけじゃなく、そういう服装にしてるんだろうなあ。多分。細かいとこまでこだわりです。


■CMその3

間髪入れずにはじまったCMは、途中までは扇子のCMと全く同じモノ。(笑)
廊下で女子高生を追うジェイソン(もどき)、今度は廊下で躓いて転んでしまいます。起き上がると、顔を伝う鼻血…。

と、傍らに何故かグッズの「ティッチュボックス」が!

鼻血を拭い鼻をかみ、めでたしめでたし(?)なのでした。



■シルエット〜シャドーボクシング

渡り廊下部分(※「LOST」のとこ参照)が目いっぱい上がると、廊下の下部分には白い紙?がぐるりと貼られていて、上田くんのシルエットが浮かび上がります。
そこから、拳で紙を突き破って登場します。

まずはシャドーボクシング…を取り入れたダンス、といえばいいんだろうか。
女性ダンサーさん4人がチェーン(白くて、たぶんプラスティック製か何か)を上田くんに装着します。手首に2本、腰に2本。
それをつけたままダンス。


■チェーン〜フライング

4年前に亀がDブロ上でやってたパフォーマンス…あれに近い形のものを、チェーンを使って行います。
命綱はなく、右手首を締める黒いバンドがある、のみ。

右手のバンドを締めながら、ダンサーさんと言葉を交わしています。12日の時は笑顔が見えました。

そして、チェーンを掴みDブロ上へと。
その状態で、5〜6ポーズを取っていました。

チェーンってその性質上、足を掛けてると滑ってしまいそうな気がして。
見ていてやっぱり、凄く恐かったりしました。
でも、すごく綺麗だった。
その鍛えられたカラダは「ここの筋肉ってこういう構造なのか」っていうのが見てはっきり判るくらいで、そうしてカラダを作ってきた年月とかにも想いを馳せてしまいました。


このあと、赤い布をまとったダンサーさん4人とのダンス。
交差した布の中で、側転とかしたり。

そして円形のせりあがった部分で、横たわります。
せりがゆっくりと廻ります。
左の腕を曲げて、額のあたりに乗せています。

14日の時は片膝を立てた状態で足を大きく開いていたので、「わーこんな股の下を見るなんて、コンサートでムービングステージの真下になって以来かも…(´∀`)とか思ったんですが…15日のときは足閉じてた(笑)。

多分ここは、続くアクロに備えての「力を回復している」時間なのだろうなあ。


■ロープ登り〜落下

円形ステージの真ん中に下ろされた1本のロープ。

女性ダンサーさんから何か(フリスクとかなのかな?)受け取って、口に含む上田くん。
ダンサーさんから何か声を掛けられ、上田くんが頷きます。

ロープの下に立ち、上を見上げる上田くん。
その顔は、時にもの凄く「嫌そう」にも見えました。敢えて言葉にして表すならば。

だけど、意を決して。
15日の時には「…っしゃあー!!」ってナマの声が響きました。

そして、昇ります。
足をぶらん、とさせたまま、命綱もなく、腕の力のみを使って、15メートルを一気に。

ロープにつけられた印のあたりまで昇ったところで止まると、ようやくロープに足を巻きつけ、それを支えに片手づつブランブランとさせて、腕の力を回復させているようです。
そして、意を決したようにカラダにロープを巻きつけはじめます。
時には逆さまになりながら。
複雑な形に幾重かに巻きつけると、体を起こします。多分、ものすごい全身運動です。

そして。
手を離します。

そのままぐるん、ぐるん、と、2段階くらいで落下。
登ったロープの真ん中へんあたりまで、ロープを解くように落下します。(言葉でうまく表現できなくてスミマセン)

中丸くんが「仲間としてはヒヤヒヤするところもあった」と言ってたのは、これのことだったのかな、多分。
ほんとに、シャレにならんくらい、「カラダひとつ」での危険な演目だったから。
恐かったし、それだけに凄かったです。


13日の時は、失敗っていうか…左足の付け根に巻いた部分のロープが、落下するときに強く絞まりすぎたみたいで。
落ちる瞬間も、落ちたあとも、上田くんの顔が苦痛に歪みました。

ロープから離れて移動する時も手を左足の付け根に添えてて、引きずるようにしていて。もう隠しようもなく痛そうに見えて。
普通に歩く場面を観るまで、かなりドキドキしたし、どうしようどうしよう、って思ってました。


あ、あと、不謹慎な話(?)ですが、回によって腰のところから「ぱんつ」が見えてる時があって。
目を凝らしたところ、ロゴは「BODY WILD」でございました。
色はグレーだと思ったけど、照明の加減もあるのでブルーグレーっぽい感じだったりしたかもしれません。
(どんちゃん、何を確認しているの?)(すいません)(見えなかった回は正直「ちっ」とか思ってました)(´∀`)


■破壊系〜瓦割り

ロープから降りたあと、そのままその1段せりあがってる中央の円形部分の端っこに行って腰かけ、右手にバンテージを巻きはじめます。
自分の世界に入り込んでいるかのように、俯いて黙々と巻きつけます。
その間、上田くんの顎からはびっくりするほどの汗がぽたり、ぽたり、と落下し続けていました。

バンテージ、時々巻く途中で手が滑ってぽろっと落としてしまうときもありました(あたしが観た中では12日と15日に落としていたかと)。
そういうときは巻くのにちょっと時間が掛かったりもしたけど、でも動じることなく、そのまま慣れた手つきで巻いていきました。

巻き終わると立ち上がり、ステージ奥のいちばん高くなってる部分まで上ります。
そこに、瓦が積まれています。4枚。
14日の1部はGブロだったので、モニター(上田くん用の歌詞がでるやつ)に隠れて肝心の瓦部分が見えなかったりしたんですけど。でもやはり4枚だったそう。

何度か試すように拳をあてると、一気に。
瓦に向けてマイクがセットされていて、割れる音が大きく響きます。

毎回、成功でした。
凄く痛そうな顔をする時もあったけど、成功して拳をあげる姿には「ああ、男だ」って思わせるものがありました。



■応援練習(?)

上田くんが一旦ひっこむ中、バンド演奏がはじまります。
そして、グッズの扇子を両手に持ったダンサーさん達が登場します。

正面のモニターにはネズ男があらわれ、客席に扇子を使う練習を促します。
「たっちゃんの笛の音にあわせて2、3、7拍子で振ってくれよな!」的なメッセージが流れ、曲の流れで何度か練習。
客席がピンク色にひらひらします。


■「teen's」(新曲)

Queenコンで「Lips」やMCの時とかに着ていた、ピンクのフードのついた衣装で登場。雑誌で上田くんが「いちばん気に入ってる衣装」として挙げたやつです。
そいだけじゃなくて、髪が、髪が!!

ここへきてちょんまげスタイルに…!!!!

日によって、毛束の量が違ったりはしつつ。ひと房だけぴょこんとなってる日もあれば、キレイな噴水状に散らばってる日もあり。
そしてその根元には「ネズ男&ネズ子」マスコットが可愛らしくくっつけられているのです。

ちょんまげであそこまで客席をデレデレにできるひとをあたしは知らないぞ…!!!(T∀T)(←泣くのかい)
ああもう、どこまで愛らしい姿なのだろう。ちょっと感動すらいたします。

えーと、メロディの個人的な印象としては、バンプの「天体観測」みたいな感じ。
学校生活を歌った、それだけに学生生活を終えて何年も経つあたしなんかからすると爽やかだけど切ない感じもする曲、でした。

すごくやわらかい笑顔で、そいでやっぱりサイドステップで(笑)歌う上田くんが、ほんとに可愛かった。

最後の「teen's life」で高く伸びる声が、凄く好きでした。

あと、立ち位置の少し前、上田くんから見えるように置かれている歌詞の映るモニターを、けっこう見ながら歌ってました。


■「ヤンキー片想い中(新曲)

元気な元気な、タイトルそのまんま、「ヤンキーが片想いしちゃってる」曲。
歌詞がまたものすごい可愛くて、「うそうそやっぱ無理です!!」とか「牛丼くらいおごるぜ!!」とか、ああもう!!ってなってしまった。
かと思えば「おまえもオレがすきだろ?」にうおお!ってなったり。(感想が抽象的すぎることは自覚しています…)

ステージ奥の高いところには、「レディース」風な3人組が旗をもって登場します。旗には漢字で「魔有須秘州」。マウスピース。
あと、上の電飾部分にはヤンキー仕様のネズ男くんとロン毛のネズ子ちゃんのイラストがずっと出てました。

サビの「おまえがすきだよ」のところでは、両手を拡げて一緒に歌わせてくれます。
これ歌ってる時は、なんかもう好きすぎてキュンとなって泣いてしまったりしました。そんな曲じゃないと思うのに。

間奏のとこで、先ほど練習したとおりに上田くんの吹くホイッスルの音にあわせて「ピ!ピ!ピ・ピ・ピ!ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ!」と扇子をパタパタ。またしても会場、ピンク色にひらひらします。
そしてひらひらさせているお客さんの顔も、上田くんの顔も、めちゃくちゃ笑顔。いかん、泣ける。

最後は淡い色の和紙みたいな紙吹雪が客席を舞う中、ヤンキー仕様のダンサーさん達とステージ上をくるくると廻りながら唄ってくれる上田くん。

ああ、大好きだ!
ぬぉ〜!!!


12日の時はこのあたりで何かトラブルが発生したらしく、曲が終わると本来の流れをぶったぎるかのような形で「少々お待ちください」って、困ったように一旦去っていく上田くんでした。(音のトラブルがあったらしい。)



■「愛の華」
「今日は本当にありがとうございました」「皆さんのおかげで無事に終わることができました」と客席にお礼を述べたあと、「いちばん好きな曲です」と歌いはじめた「愛の華」。
KAT-TUNのコンサートでは聴けなかった、フルサイズです。

ストリングスのない、バンドアレンジ。
だけど音が厚くて、すごくかっこよかった。

そこに、よく伸びる歌声が乗ります。
切ない、歌声です。

2番に移るあたりで上のほうの電飾がついて、会場が星空に包まれたようになります。

最後には、円形ステージの外側にぐるりと、雨が降ります。
さっきの演目では下から吹き上げられていた水が、今度は上から。

KAT-TUNコンで舞う桜の花びらも切なかったけれど、雨はもっと切ない感じがしました。
桜の時期に振る無情の雨を「花散らしの雨」とも言いますよね。

そういえば上田くんがずっと握っている白いマイクには、薄桃色で何かのマークが書かれてあって。最初ずっと「ハートかな」と思ってたんですが、このあたりで「違う、桜の花びらだ」ということに気付きました。(たぶん、だけど。)

雨の向こうで、切々と歌い上げる上田くん。
客席も静まり返って、ときには小さくすすり上げながら、その伸びる声に聴き入る場面でした。

最後に「ありがとうございました…」と擦れる声で挨拶があって、本編は終了します。


<アンコール>

普通に場内に終演のアナウンスが流れ、「えーそんな!Σ( ̄□ ̄;)まだ早い!もっと観たい!」って思ってしまいます。
そんな中、自然に起こる大きな「アンコール」の声。

12日の時は、登場するなりいきなり土下座をした上田くん。
「ほんとに申し訳ない!」って終盤のトラブル(?)を謝るんですが、この回がはじめてだったあたしにはどういうトラブルだったかが今もっていまいちわかっておらず。
でも、笑顔を見せつつもちょっと悔しそうな上田くんの表情をみていて、上田くんの中ではありえないトラブルだったんだろうな…と思いました。

そして「バンド出てきて!みんなにおわびだ!」とメンバーを呼び出し。
さらに「お詫びにピアノ弾いちゃう!」と、いちばん端っこのピアノに腰かけると「僕らの街で」と「Love in snow」をバンドと一緒に奏でてくれました。優しい音で。

弾き終わると「これでチャラだなっ」て可愛く笑ってくれました。
チャラどころか、トラブルのおかげでこれが聴けたんなら、それはとても嬉しいことだったよ、上田くん。

13日は「ティッシュとか持ってるひといます?」って客席に聞いて。
そいでお客さんが出そうとするの待ちながら「はやく!!!!」って、イラついた口調で急かしたりします。もう!!(≧▽≦)
そんでティッシュを受け取るとさらっぴんのソレを開封し、「愛の華」の雨で濡れた床を「濡れてるとね、危ないからねー」って、ふきふきしてました。そいで、ハナもかんでました(笑)。(←かつて裸少の「代官マウンテン」の回で、仁から「鼻拭けよ」って渡された紙で鼻かんじゃって「かめっつったんじゃないの!拭けっつったの!」って怒られてた上田くんを思い出しました…笑)
そんでちょっと拭いたらそのままティッシュの箱もって奥にいって、ティッシュの箱置いて戻ってきちゃうんですよ。んでまたお客さんに「ええー!Σ( ̄□ ̄;)」って言われるんだけど、ヘーゼンと「え?なに?なんか悪いことした俺?ってとぼける上田くん。でもちゃんと新品を返してあげてました。「ほれ」って(笑)。(でも、上田くんが使った「使いさし」のほうが欲しかったと思うぞよー。)

14日は、出てくるなり「見てこれ、焦って着替えたからベルトずれちゃったー」って言い、ごそごそとなおしながら「ちゃんとしまわないと、大きいモノが出ちゃうからね

出ちゃうんだ…!!
おおきいんだ…!!(T▽T)(←食いつくな)

そしてなおしたあと、「完璧やっっ!!」と何故か関西弁で言ってました(笑)。

15日は「これで終わりだからこれから遊びに行くぜ!」って嬉しそうに言うもんだから客席が「ええーっ」って言うと、「俺の休みに何しようと勝手じゃん」ってケロっとして言ってました。そ、そーだけど!(笑)


■「ヤンキー片想い中

ダンサーさんもみんな登場して、客席も明るくしてくれた中、凄く嬉しそうに歌う上田くん。
曲の途中、ダンサーさんも含むメンバー紹介があります。
紹介されたメンバーがせり上がったステージの上に立ち、それぞれパフォーマンス。

ちなみにメンバー紹介の間中、円形の電飾部分にはグッズのマスコットの12種のキャラが登場してました。

【あいり&みかりん】
このペアのところでは上田くんはいつもしゃがみこんでパンツ(といっても見せパン)見ようと風を送ったりしてて(笑)「ぱんつ見えた!」って喜んだり、「ぱんつ見えなかったー」って悔しがったり(笑)。
「ナイスパンツ!」って言ってた時もあったなあ。

【あっちゃん&かおる】
ここはアクロバットが凄かったなあ。上田くんも「オトコマエ!」って言ってましたです。

【ゆかりん&ゆず様】
ゆず様は「うちの女王さま」なのだそう。キレイどころです。セクシー系のダンスを見せるかと思えばアクロバットを見せてくれたり。ゴージャスなべっぴんさん達でした。
そいで二人してバン!って上田くんを狙い撃ちしたり、ナントカ波?みたいのを出したりして、そのたび「鼻血が…!」とか言ってる上田くんでした。

【きみちゃん&さやちん】
最後アクロバットをしようとしてやらない…みたいなフェイントをした時があって、上田くんが冷静な感じで「やれよ」って言ったのにモエた…!!!
あと、やっぱり「ナントカ波」を出されて上田くん、リアルに滑って転んでしまう場面もありました(笑)。


さまざまな種類のダンスを披露しつつ、しっかりと上田くんをサポートしてくれてたダンサーさん達。
すごく素敵だったなあ…。


そして、バンドメンバー。

たけしくん、ジュンさん、と両サイドの動けないメンバーをまず紹介。それぞれ演奏。
14日はここでたけしくん、なぜかバナナを取り出して食べてました。そんで上田くんはその食べかけを貰って食べてた(笑)。

次にベースのタイゾーさん。
タイゾーさんはスーパーマリオが土管に潜った時の音をベースで演奏して、上田くんはそれにあわせてコインを取るがごとく「ぴょ〜ん、ぴょ〜ん」って自分で言いながらジャンプして、タイゾーさんの周りを回っていました。すげえ可愛い。どうしようもなく可愛い。もう。

そしてギターのまさみん、ジュンヤ。
まさみんのギターはロック調、ジュンヤさんのギターはちょっとロカビリー調だったりもして、上田くんはそれにあわせてエアギターとかしながら踊ってました。すごいたのしそう。

最後はやっぱりせりの頂点に立ち、「最後にボーカル、上田竜也〜!!」って。
なんかもう、ほんとに嬉しい瞬間だったなあ…。


そいでそのあと「おまえがすきだよ」のフレーズが続くもんだから、もうなんか胸がいっぱいになってしまいました。(時には涙が。)

曲の終わり、バン!って銀のテープが客席に舞います。

「みなさんほんとにありがとうございました。」とか。
「みなさんの応援がパワーになりました。」とか。
そんな言葉をくれました。

ものすごくものすごく、あったかくて楽しいステージでした。


<ダブルアンコール>(12日・15日のみ)

13日は、足が痛かったからだろうか。
14日1部は、続く2部があるからだろうか。
とにかく、ダブルアンコは無しでした。

14日の時はお客さんも納得してる感があったんですが(KAT-TUNでも大体一部はあっさり終わるしね)、13日の時はだいぶしつこく頑張ったんだけどなあ。


で、12日。
一番後ろの高くなってるセットのところに階段のぼって出てきたかと思ったら、そのまま降りてっちゃう上田くん。えええー!!(爆笑)
でも、すぐにまた出てきてくれました。
「このメンバーでやれてよかった」って、なんかちょっとしみじみとしながら言ってました。「もしまたやれることがあるなら、このメンバーでやりたい」って。

そいで「解散!」ってはけようとするんだけど、客席のみんなが凄い嫌がるので。
「えーって言ってるやつは何求めてるの?」って言って、「しょうがないなあ」ってバンドを呼び戻し、「お客様は神サマーだからね」って。

ここで上田くん、マイクではなく、黒地にピンクでネズ男・ネズ子の絵が描かれている拡声器を持ちます。
そして、「よし、みんないっぺん立て!」って、客席を立たせてくれます。
12日はここではじめて立てたのでした。

そいで「いっぺん声だそう」ってことになり、「こっちからこっちが右」って風に右・真ん中・左の3ブロックに分けると、「左、準備はいいかあー!!」って、順番に声を出させます。
で、普通なら「左」「真ん中」ときたら次「右」になると思うんですが、ここは上田くん…「真ん中」のあとは「右」を放置して「左」に戻っちゃいます。(※順番は記憶違いがあるかもよ)
あたしはこの時「真ん中」だったんですが、放置されたエリアの人たちは当然「えええー!!!」ってなりますわな。でもドMな上田ファン、めっちゃ嬉しそうな「えええー!!」なわけで。「いやーんたっちゃんにいじわるされてるー!!!」と、凄い羨ましかったこれまたドMなあたしでございました。


15日の時は、後ろの階段のとこから一度「ぴょこ」って顔だけ出したんですよね。そいで甘えるみたいに「遊びに行かしてくれよぉ〜」って言ってた。
そんでこんときに、「昨日(のうちあげの時かな?)みんなで考えた」っていう「マウスピース」のポーズを教えてくれて、みんなでやりました。「マウス」のとこで唇に指をあて、「ピース」で顔の横で横向きのピースをつくる、というものです。

んで、そのまま「じゃあ」って帰っていこうとするもんだからみんなでまた止めるんですが、「いや、俺はこれを言いに来ただけだし」ってまたいじわるを言う上田くん。「ええ〜Σ( ̄□ ̄;)」のファンの声に「え〜じゃないよおお!!!Σ( ̄□ ̄;)」って言う上田くんも可愛いかった…。

そいでバンドメンバーとダンサーさんを呼び出すんですが、そんときにちょっと高くなってるとこに、バンドメンバーがみっちり…って並んでくっついて座っちゃうんですよ。そんで上田くんを見下ろしてて、それがなんかすごいかわいかった。そんでそのさらに上の段のところにダンサーさんも並んで座って、最初の「SPARKING」の時に出た金色の紙吹雪をひろって上田くんの上にハラハラと撒いてくれていました。
そいで上田くんは、「歌いきます?ピアノ弾く?」って。
結局まずはピアノ弾くことになったんですが、客席から「頑張って〜」の声が掛かると上田くん

「お前らに『頑張れ』って言われるほど落ちぶれちゃいねぇんだよー!!」

Σ( ̄□ ̄;)!!

と、その直後、うしろにいたダンサーさん達から「頑張って〜」の声が掛かり…
すると上田くんすぐさまそっちに振り向き手を振って、

「頑張る〜(´∀`)」(←めっちゃ言い方可愛い)


…どんだけ客に「S」だ…!!!(T▽T) (←嬉しいらしい)

そして「Love in snow」を弾き終わると照れたように「みんなに見られたから緊張したじゃないかあー」ってすっごい可愛く言ったんですよ。んでお客さん大喜びしてたら平然と「いやいや、お前らじゃないから。」(←うしろのダンサーさんのことらしい…)
上田くん、どんだけ…!!
でもお客さんは「ええええー!!Σ( ̄□ ̄;)」と、やっぱり喜んでおりました…。

そして「立つがよろし!」とみんなを立たせてくれると12日の時と同じ拡声器をもって、また客席を3ブロックに分けて声を出させてくれました。「声が小さいと帰っちゃいますからね」って。んでまた「えええ〜!」って客が言うと、

「お前ら次第だろうがあ〜!!!!」(←拡声器で絶叫)(当然お客さん大喜び)

そいでまずAブロ側のサイドから「右いけるか〜!!」って声を出させるんですが、そのブロックの声がほんとに凄かったんですよね。そいで上田くんくらくら…ってなって、「もう俺満足だわ…」って言うんですよ。
右ブロックは大喜びですが、真ん中(あたしは真ん中だった)と左は「えええー!!やりたいー!!!!」とじたばた。
さんざん右に声出させて、真ん中にもちょっとだけ出させて、その間放置プレイの左ブロック…!!あああ左になりてえ!!!(←あんたもどんだけ…)
ようやく声出させてもらった左ブロックのお客さんはほんとに嬉しそうに叫んでおりました…。


そして歌ってくれます。


この時上田くん、曲名をいつも「腹ペコリン!」って言うんですよね。「え、『腹ペコマン』じゃないのかい?」って思ったのはあたしだけじゃないと思うんだが…。
そういえば「ヤン片」のことも「ヤンキー片想い!」って言ってたりしたなあ。「中」は?



■「腹ペコマン」

ファンを立たせたまま、拡声器もったまま、円形ステージの前のほうまででてきて、すっごい楽しそうに唄ってくれます。

「おならもプーヽ(>∀<)ノ」のところで客席にお尻向けてプーしたり。
「3分クッキング」の例のニャンニャンダンスもしっかり!!
15日の時は「3分クッキング」の前に「みんな一緒に」って言ってくれ、振りのわかるひとはみんな手をニャンニャンさせて踊ってました。お尻も掻いたよ!!

エンディングは、円形ステージの真ん中で瓦割りの時みたいに拳を振り下ろして。
テンポが速くなってくると「そんなの関係ねえ!」みたいな動きになって。
最後は床に座り込んで床を拳で打ち付けながら…なんか「じだんだ」みたいになってた(笑)。



最後は、後ろの高いところに全員で上り、そして横一列で手を繋いで、その手を掲げます。
ほんっとに、満足しきった嬉しそうな上田くんの顔。メンバーの顔。

きっと客席のみんなの顔もそうだったはず…。


15日のときはここで「ありがとうございました〜!!」って、拡声器を通さずに地声で挨拶してくれました。

最後に一人残った上田くん。「このコンサートでこんなにアンコールを貰えると思ってなかった。みんながコンサートで盛り上がってくれたってことだと思います」って言ってくれました。
ここで客席から「もう1回!」コールが掛かったんですが、「もうダメだ。」って言ってて。
「ええ〜」の声に「ワガママ言うんじゃないっ!」って言った後、ものすごい可愛らしく。

「みんな、大好きだよ。」

最後までツンデレな上田くんでございました…。
ああもう、大好きだよう!




あたし、本当に白紙の状態でこのコンサートを観て。
オーディションをする、っていう話はKAT-TUNコンのMCでも聞いてたけど、ほんとに普通にバンドなんだってことも、女性ダンサーさんがついてるんだってことも、始まってからコンサートの中でわかってったことでした。

音楽を真剣にやってるひとって、いろんな「こだわり」みたいなものがあると思うのです。

だから、おそらくミュージシャンとしての経験も積んでいるのであろうこの人たちが「この場所」で演奏することをどんな風に捕らえているんだろう、っていうのは、はじまった最初、実はちょっと気になったことだったりしました。
かつてのあたしがそうだったように、「ジャニーズのアイドル」っていうものに先入観を持っているかもしれない。
もしかしたら、嫌々やってるのかもしれない。

…そんな風に、考えたりもしたのでした。


でも初回を見終わる頃には、そんな気持ちは吹っ飛んでいました。

「ああ、上田くん、このひとたちに愛されてる」

それが、もの凄く伝わってきたから。
妬けるくらいに(笑)、伝わってきたから。

私が通った4日間の間にも彼らの絆は目に見えて深まっていくようで、特に「打ち上げ」を催したあとの15日の公演ではさらにメンバーが仲良くなってるのが感じられて。
それが本当に、嬉しかったなあ。

これは仁のことでも思うのですが、「好きな人が他の誰かにすごく愛されてる」ってことを感じられるのって、あたしはすごい幸せで。
だからこの4日間、上田くんのドS振りに翻弄されまくりながらも(笑)ものすごく幸せでした。


ほんとに幸せな、4日間でした。